ワールドトリガー(アニメ)45・46話の感想
夜なのにめちゃくちゃテンション上がってしまった。ワールドトリガー面白いですね。
「キワドい2人」からの流れの視聴も最高でした。(そっちの記事は今度書こう)
45話 「勝負を決めるもの」
『弱いやつが負ける、それだけの話だ』ってさ、すごく正しいけどだからヒュースは迅さんに負けたんだなって感じ。ブーメラン？
それにしても林藤支部長はともかくとして、陽太郎も小南先輩もとりまる先輩も割と普通に接しますね。これがワープ女だったからガチギレかもしれないですけど。
今回はこれでもかってぐらい、那須隊エピソード盛りだくさんでしたね。
そのせいかかなり那須隊に感情移入してしまったよ！まんがタイムきらら的なスピンオフ作ってもいいぞ！
この前の大規模進攻がキッカケでボーダーを辞める隊員がいるという話を唐沢さんはしていましたが、確かにボーダーは茜ちゃんのように未成年の子が多いですしとても仕方がないことだと思いました。ベイルアウトがあるとはいえ今回はキューブ化されて正隊員も連れ去られる可能性もあったからなぁ、その辺は公表されてないんだろうけど。あと記者会見に出てきた正隊員の修がけっこう怪我していたのも気になる親御さんもいるでしょうね。(大怪我をした上に記者にアレコレ言われることになってしまった修もどこか違っていたら辞めることになっていたのかもしれない。)
前も思ったんですけどめちゃくちゃ強い隊員がそうなった場合はどうするのか気になりますね。A級隊員にも未成年はいますし。貴重な戦力を失うわけにはいかないので辞めれなさそう。
お泊まり会のシーン好き。可愛い。でも布団の上でお菓子食べるとカスで後日那須さんがゴキブリと戦う羽目になる可能性があるからね！？
小夜子ちゃんが何故かリモートなのが気になります。来ちゃえばいいのに。4人でお泊まり会でもパジャマパーティーでも枕投げでもいいからやってほしいよ。
こうしてこれでもかってぐらいの那須隊エピソードモリモリを経て、遊真の『そこか』にはヒエッてなりました。小南先輩達と玉狛で会話している時とは全然違うんですよ。ギャップがすごい。
那須隊はけっこう部活動的なノリで戦っている部隊ですが、それに対して玄界に来るまでは生か死かという世界で戦ってきた遊真の容赦のなさがより引き立っていた。
自分が茜ちゃんだったら遊真はトラウマになりそう。同い年の中3とは思えない戦いっぷりですよ？しかもちょっと前までC級隊員だったのに。もう辞めるからボーダー内では会う機会は恐らくなさそうだけど自分だったら恐怖のあまり避けそう、というか目合わせられなさそう。
そもそも遊真って見た目がちょっと気味が悪いというか浮いているというか、あんまり普通の人間っぽくないんですよ。時々ふとそう思ってしまう。中3なのに見た目は11歳、さらに白い髪に赤い目がなんだか恐怖心をそそる気がする。風間さんの赤い目とはまた違うんですよ。
ボーダー隊員からはどう見られているんでしょうね。
茜ちゃんを失った熊ちゃんは1人で戦います。有利に思えた那須隊も徐々に崩れていきました。
那須隊エピソードモリモリだったのでやっぱり熊ちゃんを心の中では応援してしまう。明らかに鋼さんの方が強そうだし、鋼さん勝ちそうだと思っても。
残した仕掛けも鋼さんには効きませんでした。切ないけど、No.4のアタッカーを越えるのは難しいんだろうな。単純に順位だけで見たら米屋よりも上なんですよね、鋼さんって。
熊ちゃんとの戦いを終えた鋼さんの目の前に現れたのは遊真でした。
暴風雨のせいか少し暗めな画面に映る遊真はなんだか気味が悪くぞくっとする。
この戦いで印象的だったのは解説の太刀川さんの言葉です。
『気持ちの強さは戦いには関係ないでしょ』から続く言葉。確かにすごく正論。さすがNo.1アタッカーでありA級1位部隊の隊長ですね！
これってすごく正論で一見冷たそうに感じるんですけど『気持ちの強さで勝負が決まるって言っちまったら負けた方の気持ちはショボかったのかって話になるだろ』ですって。確かにそうだ！正論だ！
なんだかこの一連の太刀川さんの言葉がめちゃくちゃ刺さりました、すごくグッときました。恐らく太刀川さんは戦闘経験豊富だろうし、そんな太刀川さんだからこそ出てくる言葉なのかもしれません。
あの気味の悪い悪役じみた高笑いは恐ろしかったですが、なんだか太刀川さんの好感度が上がった気がする。
各隊員の呼び方も迅さんはわざわざ雨取隊員だとかメガネ隊員だとかって訂正するのに対して『熊』『太一』『鋼』ですよ？熊谷隊員とか別役隊員とか村上隊員じゃないんですよ。キッチリ系ではなさそう。師匠はやんちゃ小僧だし。
太刀川さんって別に何かサイドエフェクトを持ってるわけではなさそうだし、トリオンモンスターってわけでもなく、ブラックトリガー使いってわけでもないじゃないですか。つまり太刀川さんって別に特別なものを持ってるわけではなさそうってことで。No.4には“強化睡眠記憶”がいるけれどそれより上、スコーピオン開発前は“未来予知”よりも上。大規模進攻においてはブラックトリガー不使用で特級戦功を貰った唯一の隊員。なんだかすごいのでは？
有吾さん有吾さんって感じを微かに漂わせている忍田さんの弟子ということなので、是非とも有吾さんの息子である遊真と絡む機会がほしいものですね！
アイキャッチは太刀川さんでいいだろ感がすごい内容でしたが、迅さんでした。
サブタイトルは太刀川さんの一連の台詞からのようですが。
46話 「エースの意地」
遊真vs鋼さん。待ってました！熊ちゃんには勝ってほしかったけど、遊真には鋼さんと本番で一対一で戦ってほしいって思ってました。
鈴鳴第一のエースであり、“強化睡眠記憶”を持つ鋼さんにはボーダーの強い方々と戦った全てが詰まっています。
荒船さんや太刀川さん、緑川、米屋、三輪さん、風間さん、菊地原、歌川、木虎、双葉ちゃん。これは強そうだ！これは勝てないよ！
(野望が明かされた荒船さんを除くと)何人かはオールラウンダーが混じってますがその人達は元アタッカーの可能性もあるんですかね？アタッカーに近い戦闘スタイルだからオールラウンダーだけど個人のランク戦は可能なだけ？よっぽどのコミュ力がないと違うポジションの人って誘いにくそう。米屋とか風間さん経由ならいけそうな人もいますが。
一方、玉狛第二のエースである遊真だって今までの“向こう”での全てが詰まっています。
荒船さん達な鋼さんに対して有吾さんとレプリカなのいいよね。気づく迅さんいいよね。
遊真は眠らない。眠る必要がない。だから睡眠時間を“復習する・考える時間”として活用できる。なんかこういうの分かるとますます鋼さんとは今後いい関係を築いてほしいと思ってしまう。緑川とは違う方面でライバルやってほしいな。
遊真はノーマルトリガーにもっと慣れて、もっと経験積んで、もっと使いこなせるようになったらアタッカー上位にでも何年か後にはなれるのでは？
水中戦に持ち込んだのは意外だった。オペレーターの声が合うところ好き。
これは実戦経験豊富な遊真ならでは、かな。水中で戦うのってキツそうだからそういう状況に自ら持ち込むボーダー隊員っていなさそうなイメージがある。
対して遊真は経験ありそう。水の国(そんな感じのありましたよね？)辺りで経験してそう。過酷な世界で戦ってきてたしそんなイメージがある。
東岸は茜ちゃん、熊ちゃんに引き続き鋼さんがベイルアウト。遊真は川へ(ベイルアウトはしてないけどどうなるの？流されてます？)。
そして西岸では那須隊のエースである那須さんがめちゃくちゃ戦います！恐ろしい！茜ちゃんも熊ちゃんもベイルアウトしたからなぁ。
合成弾であるトマホークってのはランバネイン戦で出水先輩が使ったあれですね！分かる、分かる。バイパーといい大規模進攻で覚えた言葉が出てきて視聴者嬉しいよ。
来馬さんは『人型近界民に比べたら！』なんて言ってましたが、ジェットゴリラと儚くも美しく棘のあるような攻撃を仕掛けてくる那須さんを比べてはいけないよ！
ジェットゴリラと那須さんですよ？まあ確かにジェットゴリラも那須さんも恐ろしいですけど。(でも実際はワープ女の方が恐ろしいぞ)
そんな来馬さんを守って太一くんはベイルアウト。ドジっ子だと思ってたけどやる時はやるな…太一。
『鋼も太一も来馬を庇う、鈴鳴第一はそういうチームだ』という太刀川さんの発言がなんだか意味深。鋼さんが向こう岸を気にしていたっぽい感じなのはそういうこと？
いくら大切で慕っている隊長だとしても、太刀川さんからそう言われる程ってことはそういう行動を2人はよっぽど目につく程やっているのでしょうか。太刀川さんはA級で鈴鳴第一はB級だからそこまで接点はないはずなのにそう言われるなんて。解説担当に選らばることもあるとはいえしょっちゅう鈴鳴第一の解説には当たらないだろうし。
画面の向こう側でヒュースの言ったことを修が実行しちゃうシーン好き。実戦経験がそれなりにあるヒュースと持たざる者なB級修の考えが一致するなんて！衝撃的だった。
修に対しての『嫌がらせ』という太刀川さんの発言は分かるぞって感じ。この前の諏訪隊・荒船隊のランク戦といい持たざる者である修はこういう方面で頑張ってほしいなと思った。ニチアサ時代にワールドトリガーの視聴を切ったのは当時忙しかったという点もあるけど、修の持たざる者っぷりという点も自分の中にはあると思う。けれど今は違う。持たざる者の修が持たざる者のままでどこまでいけるのかを見てみたい。修のゆく末を見守りたい。白い悪魔とトリオンモンスターを引き連れた持たざる者はどこまでいけるのだろうか。三雲修を見届けたい。
それにしてもトリオンモンスターな千佳のアイビス怖いですね。絶望感がある。地形変えれちゃうのが強みかな。
今回は遊真、鋼さん、那須さんがそれぞれエースっぷりを見せてくれましたね。だからこそこのサブタイトルなのかな。
アイキャッチは遊真。ここ最近は栞ちゃんや米屋や出水先輩が追加されましたが、今回の放送分は2話とも新規のアイキャッチはなかったですね。
次回「隊長のプライド」。
いよいよ決着という感じです。西岸は那須さんが全て片付けそうな雰囲気がしていましたが、堤防破壊により状況は一転。どうなるのでしょうか。
残るは修、千佳、来馬さん、那須さん。(遊真は不明)千佳以外は隊長という状況。それぞれの隊長がどうぶつかっていくのかとても楽しみなサブタイトルですね。
太一くんに庇ってもらったしボロボロだけど来馬さん頑張ってほしいな。もちろん那須さんにも茜ちゃん達のためにも頑張ってもらいたいし、A級に上がって遠征部隊目指してほしいし修には報われてほしいから修にも頑張ってもらいたいけど。
余談ですが、今期の「ルパンの娘」を見始めました。以前の分は終盤ちょっとぐらいしか見てないんですけど。
三雲！三雲だ！三雲ってかっこいい名字ですね。
